2024.08.01 プレスリリース
山形大学が「paizaラーニング 学校フリーパス」を導入し、国立大学初のプログラミング学習応援企画「paizaランクチャレンジ」を実施
国立大学法人山形大学理学部とITエンジニア向け転職・就職・学習プラットフォーム「paiza(パイザ)」を運営するpaiza株式会社は、このたび新たに山形大学理学部の学生に「paizaラーニング 学校フリーパス」(※1)の提供を開始します。
また、ユーザーのプログラミングスキルを6段階で評価する「paizaスキルチェック」(※2)を利用し、学生の学習動機形成を目的に、取得ランクとチャレンジ回数の上位者を表彰する「paizaランクチャレンジ」を国立大学としては初めて開催します。
■山形大学理学部について
山形大学理学部は、自然科学の専門的素養をもち、社会の要請に対して独創性と柔軟性をもって対応できる人材の育成を目的としています。入学当初から実践的なデータサイエンスを学ぶことができ、また6つのコースカリキュラム(データサイエンス、数学、物理学、化学、生物学、地球科学)の中から自身の専門性を選択することができる等、将来のキャリアにつながるプログラムを設定し学ぶことができます。
■「paizaラーニング 学校フリーパス」導入の理由
「paizaラーニング」は、初学者から中上級者まで、動画と演習問題で各種プログラミング言語を学べるオンライン学習サービスです。自学自習や授業教材として、データサイエンスや各コースの基盤的なプログラミング学習支援に有効であると考えました。
また、「paizaスキルチェック」で取得できるランクによって企業からのインターンシップや選考のスカウトを受けることができます。ランク取得に取り組むことが、将来の進路選択に役立つキャリア支援としても価値があるものと考えました。このような理由から「paizaラーニング 学校フリーパス」の学習機会の提供、および「paizaランクチャレンジ」を実施することとしました。
(※1)「paizaラーニング 学校フリーパス」とは
月額1,490円(税込)の「paizaラーニング」を小・中・高・大学・専門学校向けに無料で提供するサービスです。「paizaラーニング」は動画と問題で学べる、就職・転職直結型オンラインプログラミング学習サービスで、全260レッスン、2,100学習動画、4,500問の演習課題が利用できます。「学校フリーパス」ではそれらのコンテンツをすべて無料で利用できます。受講者は6段階で評価されるプログラミングスキル評価システム「paizaスキルチェック」を受け、その結果をもとに自身のスキルにあった学習をすることができます。2019年8月の提供開始以来、高校、大学、専門学校を中心に全国の学校で利用されており、2023年度は申し込み学校数が574校、クーポン発行数が12万人を突破しました。
URL:https://paiza.jp/works/lp/free_pass
(※2)「paizaスキルチェック」とは
paizaが特許を取得したプログラミングスキル評価システム。およびpaizaで利用しているプログラミングスキルチェック全般をさす。
URL:https://paiza.jp/
<山形大学 並河英紀 理学部長 コメント>
山形大学理学部では、データサイエンス、数学、物理学、化学、生物学、地球科学の6つのコースカリキュラムの中から一つを選択し、自身の専門性を高めて頂く教育をしております。その中で、データサイエンスだけではなく、データ解析・実験自動化・情報学との融合的研究など、多くの分野においてプログラミングスキルは現代科学を支える基盤となっています。この度、プログラミング初学者から経験者まで幅広い層を対象とした教材が整備されている「paizaランクチャレンジ」を実施することで、理学部学生のプログラミングスキルを底上げするとともに、地域に貢献できる高度情報理系人材を輩出して参りたいと思います。また、令和7年度から設置される数理情報システム専攻へ進学する学生のプログラミングスキル向上にもつながるものと期待されます。
<代表取締役社長/CEO 片山良平コメント>
国立大学では初めて「paizaランクチャレンジ」を実施することとなりました。どのような専門性を学ぶ学生であっても、プログラミングやITのスキルを磨ける環境を作っていくことが、今後の日本にとって重要だと考えています。今回、多様な専門コースを持つ山形大学理学部の学生へ、この機会を提供できたことを非常に嬉しく思っております。
この取り組みを今後も増やしていき、日本のIT人材不足の解消に寄与できる専門人材育成の一助になると同時に、学生の挑戦への背中を押し、自分自身の新しい可能性にワクワクできる環境を提供できていれば嬉しく思います。